第3回横幹連合総合シンポジウム | 講演要旨

【D】テーマ知の統合:制御システムにおけるモデルベース設計・開発
 原 辰次(東京大学) 

【講演要旨】9月6日(月)13:10-13:40 第7-219室
「モデルベース制御系設計・開発の現状と課題」

制御が様々な先端科学技術の進展とそれによる社会的課題の解決にますます貢献していくためには、制御におけるモデルとモデリングに関して新たな展開を図り、モデルベース設計を進化させる必要がある。本稿では、「ものとコト」という視点と対象のモデルの役割りという視点で、現状と今後行うべき研究の方向性について述べている。具体的には、望みの機能を適切に表現する「コトのモデリング」の重要性について述べる。また、モデルベース設計の新しい展開として、(i) モデリングと制御系設計との繰り返しプロセス、(ii) 調整・検証のための第3のモデル、について紹介している。

 
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