SICシンポジウム2025ー日本をシステムから考える
SICシンポジウム2025開催のご案内 システムイノベーションセンター(SIC)では、3年間にわたり全SIC会員が参画して「SIC戦略提言」活動を行い、システム構築に関する提言を発出してきました。この活動の総括をする目的で、「日本をシステムから考える」をテーマに、基調講演と豊かな未来社会を拓く卓越システムの在り方についてのパネルディスカッションを行う、SICシンポジウム2025を、下記により対面形式で開催します。ぜひ、皆様、ご参加いただけますようご案内いたします。 詳細は、SICホームページ内の案内 https://sysic.org/news/4570.html を参照ください。 SICシンポジウム2025 「日本をシステムから考える」 ―卓越システムで拓く豊かな未来社会 ・開催概要: ・基調講演 SIC学術協議会主査 藤田 政之 氏 「物理AIが拓くサイバー・フィジカル・ヒューマン・システム」」 ・パネルディスカッション -SIC戦略提言とその社会実装に向けて 各活動グループからの提言発出とディスカッション ・終了後に参加者にて議論を深め、親睦を図る交流会を行います。 ・日時: 2025年9月9日(火) 14:00~17:00 終了後交流会 17:30~19:00 ・会場: TODAホール 4Fコンファレンス会場 (実会場にて対面開催) 東京駅八重洲口より至近 https://toda-hall.jp/index.html (オンライン中継はありません。) ・参加費: シンポジウム 無料。 交流会 2,000 円 ・参加申込み: SICイベント参加登録ページ ( https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html ) より、記載の案内に沿ってお願いします。 ・プログラム: (1)オープニング 主催者挨拶、趣旨説明 (14:00~14:10) (2)基調講演 (14:10~15:00) 「物理AIが拓くサイバー・フィジカル・ヒューマン・システム」 SIC学術協議会主査 藤田 政之 氏 (金沢工業大学教授) (3)パネルディスカッション (15:10~17:00) 「SIC戦略提言」各グループから、活動内容と提言を紹介すると共に、豊かな未来社会を拓く卓越システムの在り方について提案をします。 モデレーター: SIC理事・実行委員長 松本 隆明 パネラー:・ヘルスケアWG:山本 義春(東京大学) ・エネルギーWG:舩橋 誠壽(横幹連合) ・ロジスティクスWG:藤野 直明(野村総合研究所) ・金融WG:藤井 紳也(SOMPOシステムズ) ・科学技術WG:出口光一郎(SIC) ほか、SIC戦略提言活動の関係者 コメンテーター: 藤田 政之、青山 和浩、 遠藤 薫、 浦川 伸一、ほか (4)交流会(懇親会) (17:30~19:00) ・問い合わせ: システムイノベーションセンター事務局 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-7 ストーク新宿B-19号 E-mail: office@sysic.org Tel.Fax:03-5381-3567 ホームページ: https://sysic.org
第2回JAQシンポジウム「AI 時代の『Q の確保』・『Q の展開』・『Q の創造』」
開催概要 日時 2025年7月31日(木) 13:00~17:30 場所 オークラ プレステージタワー25階会議室 (積水化学工業本社) 【アクセス】 & オンラインのハイブリッド開催 定員 会場 50人、 オンライン 500人 参加費 無料 主催 日本クオリティ協議会 共催 (一社)日本品質管理学会、 (一財)日本科学技術連盟、(一財)日本規格協会 協賛 (一社)日本能率協会、(一社) 品質工学会、 積水化学工業(株) 後援 日本マネジメントシステム認証機関協議会、(一社)中部品質管理協会、経済産業省、(一社)日本経済団体連合会、 (公社)日本監査役協会 開催趣旨 AI利活用の遅れが、日本の国際的な産業競争力の低下を招くと多くの場で指摘されています。AIのメリットを十分に理解しながらも、 活用に対する懸念や不安を払拭し切れていないことや、効率化のみをゴールと考えるが故に、利活用にイノベーションを十分に起こせていないことが、大きな課題と考えられています。JAQでは、今回の「AI時代の『Qの確保』・『Qの展開』・『Qの創造』」のシンポジウムを、日本の国際競争力向上のために、AIにどう向き合っていくべきかを議論する目的で、企画致しました。「倫理」「法律」「影響を受ける社会」の3つの視点のマネジメント力で、顕在化してきたAIの安全リスクに対応することにより、安心・安全なAI運用の社会実装が可能だと考えています。今回のシンポジウムを通じて、多くの方々と商品・サービス、人、組織、経営の質(クオリティ)について議論し、AIの安全な利活用による「品質立国日本」の再生に向けて、継続的な活動につなげいくことを目指しています。 プログラム No 時間 内容 講演者/出演者 (敬称略) 1 13:00~13:15 開催挨拶 参加団体トップメッセージ (代読) 飯塚 裕保 (JAQ代表幹事) 2 13:15~13:25 来賓挨拶 今村亘 (予定) (経済産業省大臣官房審議官 [イノベーション環境局担当]) 3 13:25~13:35 シンポジウム開催の主旨 山田 秀 (日本クオリティ協議会会長、 日本品質管理学会会長) 4 13:35~14:05 基調講演 「社会価値確保のための品質マネジメント」 ~人工知能時代だからこそ実現すべき経営者・専門家、 そして人々の役割~ 椿 広計 (大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設 副施設長) 5 14:05~14:45 特別講演 「科学技術 ELSIの基礎と展開 (仮題)」 唐沢かおり (東京大学大学院人文社会系研究科 文学部 社会心理学研究室 教授) ー 14:45~14:55 <休憩> ー 6 14:55~15:15 企業の活用事例 1 「企業がELSIに取り組む意義~R4Dが進める人社系研究の今~(仮題)」 井上 真梨 (株式会社 メルカリ) 7 15:15~15:35 〃 2 「サービス開発ステップに技術倫理 (ELSI視点)の導入 (仮題)」 廣野 元久 (株式会社リコー) 8 15:35~15:55 〃 3 中神 徹也 […]
計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2025)
SSI2025 発表募集(CFP: Call for Papers) 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2025)は,システム・情報に関する基礎理論から工学的実システム,さらには社会経済システム,生命システムなど多様な広がりを持つシステム情報分野の研究発表を募集します. 1. 会場・会期・形式 会場: 東北大学青葉山キャンパス(仙台市地下鉄東西線 青葉山駅 直結) 会期: 2025年11月12日[水],13日[木],14日[金] 形式: オンサイトポスター発表(非発表者はオンラインでの参加も可能) 2. 発表募集(New!) SSI2025では,未発表の内容だけでなく,当部門の部会主催のシンポジウムや研究会,SICE Annual Conference および他学会主催講演会などで既発表の内容も募集します.発表のカテゴリを以下の2つとします. 既存の部会・調査研究会に所属しない方の研究発表も広く募集します. 一般セッション(General Sessions) システム・情報部門の部会・調査研究会(部会・調査研究会: システム工学,知能工学,自律分散システム,社会システム,コンピューテーショナル・インテリジェンス,境界と関係性を視座とする価値創発指向システム学),またはシステム・情報一般に関連する発表 スペシャルセッション(Special Sessions) 事前に提案された特定のテーマに関連する発表 2-1.発表・参加形式 現地でのポスター発表を基本とし,審査により選ばれた発表は口頭発表となります(ご自身が発表される日時には現地で参加してください).事情により現地参加できない方のためにオンライン上での非同期型のコミュニケーションシステムを用意しています.現地参加できない場合にご活用ください. すべての発表者は以下の2点を作成・提出していただきます.また,お申込み時には発表情報として,タイトル,著者,所属,アブストラクト(和文100〜200字,英文50〜100ワード),希望するセッション,キーワード,賞へのエントリーなどを準備していただきます. ポスタースライド(1枚のポスター型でも複数枚のスライドからなるものでもよい) 発表論文(1~6ページ) 2-2.スペシャルセッションの募集 SSI2025では,スペシャル・セッション(SS)として,特定のテーマに関してまとまった発表・ディスカッションや領域のアピールを行なっていただくことができます.SSの規模としては5件~30件程度を想定しています.なお,クローズドなSSを企画することはできません.発表者には発表申込時に,採択されたSSを含むセッション一覧の中から最もふさわしい一つを選択していただきます. 募集締切は,2025年7月11日[金]です.申し込みは[スペシャルセッション]のページよりお願いいたします. 2-3.重要日程 スペシャルセッション募集締切: 2025年7月11日[金] 申込サイト開設: 2025年8月4日[金] 発表申込締切: 2025年8月29日[金] 発表論文投稿締切: 2025年9月19日[金] ポスタースライド提出締切: 2025年10月3日[金]
日本自殺総合対策学会 2025年夏季講演会
2025年夏季講演会 ~困難な子どもと触れ合うことで見える子どもの自殺対策~ 日本自殺総合対策学会では、自殺対策のみならず周辺領域も含めて、広く有益となる知見を紹介し、今後の実践的な自殺対策等の活動に活かしてもらうことを目的として講演会を行っています。 近年、子どもの自殺対策が喫緊の問題となっており、この問題を考える上では、子どもが抱える孤独感や社会的孤立、家族環境の変化などの課題を包括的に捉えることが重要です。 そこで、今回の講演会では、長年にわたり、貧困や虐待などの日本の子どもたちが置かれた厳しい環境に目を向け、すべての子どもが夢や希望を持てる社会を目指して活動を続けてきた認定NPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子氏を講師としてお招きしました。 「家族」が変容しその力に限界がある中で、子どもたちの心の健康を守り、自殺リスクを未然に防ぐための多面的かつ包括的なアプローチについて学び、子どもの自殺対策の課題解決の糸口を探ります。 開催概要 開催日 2025年6月10日(火)13時00分~15時00分 開催方法 オンライン(Zoomウェビナー) 参加対象 会員および非会員(自殺対策に関心のある方) 参加費 無料(会員・非会員) 内容 講演者:渡辺由美子氏(認定NPO法人キッズドア 理事長) 演題名:「困難な子どもと触れ合うことで見える子どもの自殺対策」 概要:子どもの貧困と向き合う中で、死を口にする子どもと度々出会います。アンケートにも死が溢れます。今困っている子どもに具体的な手を差し伸べる方法を考えていきましょう コメンテーター:岡檀氏(統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター 特任教授) 参加申込方法 参加申し込みフォーム:https://forms.gle/wcm8ZrHtKnJApn697 1台の端末で複数人でご視聴いただく場合は、申し込みは1件で問題ありません。複数台の端末で視聴される場合は、台数分の申し込みをお願い致します。 発表資料 発表資料(PDF版)を当日までに、会員および参加者全員に共有予定です。 アクセス先 開催日前日までに申し込みのメールアドレス宛にZoom URL等についてご連絡いたします。前日になっても案内メールが届かない場合は、お手数ですが事務局にお問い合わせください。 主催 日本自殺総合対策学会 共催 情報・システム研究機構 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター 後援 厚生労働省、厚生労働大臣指定法人・一般社団法人いのち支える自殺対策推進センター 協力 NPO法人横断型基幹科学技術研究団体連合 その他 ・後日の動画視聴はできませんのでご了承ください。ただし本学会の会員の方にのみ、後日動画のオンデマンド配信を予定しています。事後の動画視聴を希望する場合は、本学会への入会をお願い致します。(会費:3,000円) ・本講演会は、JST-RISTEX「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」の研究開発プロジェクト「行政・NPOの孤立・孤独対策現場知を支援する総合知に基づく学術体制構築(研究代表者:岡檀)」との共催で開催いたします。 参考 Zoomウェビナーマニュアル(視聴者用) 問い合わせ先 日本自殺総合対策学会事務局 問い合わせはこちら なお、電話での問い合わせはできません。また、ウェビナー接続等の技術的な問い合わせは、受け付けておりませんので、ご了承ください。
第23回 企業革新研究会 2025年度 第9回
企業革新研究会(第23回) 2025.10.29 世話人:河合忠彦、平松庸一 木村裕斗、西尾弘一 次の要領で「企業革新研究会」の第23回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2025年11月22日(土)18:30~20:15 (ZOOM開催) 報告者:西尾弘一(中央大学経済研究所 客員研究員) テーマ:「中国EV市場における日本自動車メーカーの競争劣位分析-国際マーケティング論、消費者行動論の統合的分析からー」 コメンテーター:高桑健太郎((レアソン リサーチ&コンサルティンググループ) 司会: 西尾弘一(中央大学経済研究所 客員研究員) 「EVウォーズシリーズ」の第3ラウンドの第2回として、表記のテーマで研究会を開催いたします。より詳しくは、下記の発表案内をご覧ください。 参加御希望の方は学会のホームページから「12月21日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/231 発表案内 EV化はこのところ世界的には小休止の様相ですが、新発売車に占めるEV車の比率が40%を超える世界最大市場の中国では熾烈な競争が繰り広げられており、同市場での戦いが自動車各社のEV事業の成否、ひいては会社自体の業績を大きく左右する状況となっています。 企業革新研究会では、このような問題意識のもとに、「日本メーカーのEVウォーズ・サバイバル戦略―中国市場を中心にー」というテーマで4回にわたる研究会を開催致しつつあります。 今回は、その第2回として、中国EV市場での日本の自動車メーカーの苦戦の理由を国際マーケティング、消費者行動論の視点から、西尾がお話しいたします。中国自動車メーカーのマーケティング戦略を分析するとともに、日本メーカーの中国市場戦略(マーケティング戦略)の問題点の洗い出すことで苦戦の理由を明らかに致します。 参考文献 Kouichi Nishio (2024) “New Value Creation through Autonomous Driving Technology: Basic Research for Framework Construction” JSMS Vol.16, No.1, 73-80 Masaaki Kotabe , Kristiaan Helsen (2022) “Global Marketing Management” Wiley- Marc Oliver Opresnik , Svend Hollensen( 2021)“International Marketing: Principles and Practice: A management-oriented approach” Independently published 諸上茂登(2024)『新版 国際マーケティング講義』同文館出版 三浦俊彦他(2017)『グローバルマーケティング戦略』有斐閣 田中洋(2010)『消費者行動論体系』中央経済社 池尾恭一(2007)『日本型マーケティングの革新』有斐閣 三上富三郎(1982)『ソーシャルマーケティング:21世紀に向けての新しいマーケティング』同文館出版 森下二次也他(1979)『体系マーケティング・マネジメント』千倉書房
第22回 企業革新研究会 2025年度 第8回
企業革新研究会(第22回) 2025.9.28 世話人:河合忠彦、平松庸一 木村裕斗、西尾弘一 次の要領で「企業革新研究会」の第22回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2025年10月25日(土)13:30~15:15 (ZOOM開催) 報告者:小林英幸(SBI大学院大学 教授) テーマ:「中国市場におけるトヨタの動向とサバイバル戦略」 コメンテーター:勝又正人(広州汽車集団 顧問) 司会:西尾弘一 (中央大学経済研究所 客員研究員) これまでに2回開催してきました「EVウォーズシリーズ」の第3ラウンドして、今月より4回の研究会を開催致します。今回はその第1回として、表記のテーマで研究会を開催いたします。より詳しくは、下記の発表案内をご覧ください。 参加御希望の方は学会のホームページから「10月23日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/230 発表案内 このところEV化は世界的には小休止の様相ですが、新発売車に占めるEV車の比率が40%を超える世界最大市場の中国では熾烈な競争が繰り広げられており、同市場での戦いが自動車各社のEV事業の成否、ひいては会社自体の業績を大きく左右する状況となっています。 企業革新研究会では、このような問題意識のもとに、「日本メーカーのEVウォーズ・サバイバル戦略―中国市場を中心にー」というテーマで4回にわたる研究会を開催致します。 今回は、その第1回として、小林先生にトヨタの同市場での戦略についてお話し頂きます。これまで小林先生には2回にわたってEVウォーズにおけるトヨタの戦略、ポジション等についてお話し頂いており、今回お話を伺うことにより、トヨタの戦略はどのように推移してきたのか、そのパフォーマンスはどのように評価できるか、今後の同社のパフォーマンスはどのようなものと推測されるか、等の点について多くのご示唆、ご教示が得られるものと思います。(なお、小林先生のご発表はいずれもJSMSに掲載されていますので(参考文献ご参照)、事前にそれらをご覧いただくとなお興味深く伺うことができるのではないかと思います。) コメンテーターの勝又先生は、トヨタ自動車でチーフエンジニア等としてご活躍後、広州汽車集団(中国)の開発部門の広汽研究院で主席技官総師として製品マネジメント全般を統括され、現在は広州汽車集団の顧問をされています。先生は、SDV化における日本メーカーの遅れに早くから警鐘を鳴らしてこられましたが、今回は、小林先生のご講演について のコメント、およびそれに関連して、中国EV市場での競争の行方、その中でのトヨタはじめ日本メーカーの巻き返しの可能性などについてお話し頂ける予定です。 参考文献 Hideyuki Kobayashi (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for BEV in Overtaking Tesla: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Ordinary Capabilities” JSMS Vol.14, No.1, 49-66 Hideyuki Kobayashi (2024) “Re-evaluation of Toyota’s Strategy for BEV Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Ordinary Capabilities” JSMS Vol.16, No.1, 35-50 Tadahiko Kawai (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for Electric Cars in Counteracting Platformers: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Platformers” JSMS Vol.14, No.1, 67- 河合忠彦(2024)『ダイナミック・マネジリアルケイパビリティの理論』(未公刊ドラフト)
第21回 企業革新研究会 2025年度 第7回
企業革新研究会(第21回) 2025.8.15 世話人:河合忠彦、平松庸一 木村裕斗、西尾弘一 次の要領で「企業革新研究会」の第21回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2025年9月15日(月) 18:30~20:15 (ZOOM開催) 報告者:河合忠彦(筑波大学) テーマ:「既存SHRM論を超える新SHRM論の可能性」 コメンテータ: 平松庸一(日本大学商学部 教授) 林 恭子(グロービス経営大学院 教授) 木村裕斗(東洋大学経営学部 准教授) 司会:西尾弘一(中央大学経済研究所 客員研究員) 今回は、これまで3回にわたって開催してきました「SHRM論シリーズ」の最終回として、表記のテーマで研究会を開催いたします。より詳しくは、下記の発表趣旨をご覧ください。 参加御希望の方は学会のホームページから「9月13日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/229 発表趣旨 本研究会では、2023-2024年に「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方策はいかなるものか」、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」などを統一テーマとする研究」会を開催した結果、「日本企業の革新による競争力の強化とそれによる日本経済の復活のためには戦略と適合的な人的資源や組織の形成・運用が必要だが、既存の戦略的人的資源管理論(SHRM論)はその要請に応えていないのではないか」として、本年は、それに代わる“新SHRM論”の可能性を探るべく「戦略と適合的な人的資源や組織の形成・運用」についてのシリーズを立ち上げて研究会を開催してきました。 そしてその結果、発表者(河合)は、本年の木村先生と平松先生、および昨年の多様性シリーズでの林先生のお考え等を中心に考察すれば、既存のSHRM論を超える、より一般的でダイナミックな“新戦略的(組織・)人的資源論”を構築できるのではないかと考えるに至りました。今回は、その考えについてご議論、ご批判頂き、本研究会、学会レベルでの新SHRM論の構築への第1歩となることを期待しています。 参考文献 竹田次郎. (2021). 米国流戦略的人的資源管理論 (SHRM) の批判的検証と日本への示唆. 社会政策, 12(3), 105-116. 守島基博(2010)「社会科学としての人材マネジメント論へ向けて」『日本労働研究雑誌』No.600. Kawai, T. (2018). Proposing a theory of dynamic managerial capabilities—For coping with the era of IoT. Journal of Strategic Management Studies, 10(1), 35-52. Kawai, T. (2025). Causes of Decline in On-Site Capabilities and Creativity of Japanese Companies—A Tentative Analysis Using the Dynamic Managerial Capabilities Approach and Multi-Model Analysis—. Journal of Strategic Management Studies, 16(2), 101-112. Kimura, T. (2024). Causes and Prescription for Lack of Creativity in Japanese Firms: A Group Creativity Approach. Journal of Strategic Management Studies, 15(2), 35-46.
