日本学術会議公開シンポジウム『AI 時代における統計科学・データサイエンスの役割と挑戦 — 公平性、信頼性、解釈可能性、AI ガバナンスの観点から』

日時: 2026年2月17日 @ 1:00 PM – 4:30 PM
場所: 日本学術会議講堂, 東京都港区六本木7-22-34

日本学術会議公開シンポジウム 『AI 時代における統計科学・データサイエンスの役割と挑戦 — 公平性、信頼性、解釈可能性、AI ガバナンスの観点から』 趣旨・目的 AI 技術が社会や産業に急速に浸透しつつある現代において、統計学やデータサイエンスは、AI システムの設計や運用においてどのような役割を果たし、どのような課題に取り組むべきであろうか。この議論を「公平性」「信頼性」「解釈可能性」「AI ガバナンス」の観点から掘り下げる。また、AI 技術の日常生活への浸透を踏まえて、初等中等教育における統計教育に期待されることは何かを議論する。 期日及び場所 日時: 令和8年(2026 年)2 月17 日(火)13:00~16:30 会場 : 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) (ハイブリッド開催) 行事等の主催団体、共催団体、後援(協賛等)団体 主 催(申請中):日本学術会議数理科学委員会数理統計学分科会、数理科学委員会数学 教育分科会、数理科学委員会数学分科会、情報学委員会情報学教育分科会 共 催(申請中):特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合、一般社団法人 統計関連学会連合、一般財団法人統計質保証推進協会 後 援(申請中):応用統計学会、一般社団法人情報処理学会、一般社団法人人工知能学 会、一般社団法人日本経済学会、一般社団法人日本計算機統計学会、一般社団 法人日本計量生物学会、日本行動計量学会、一般社団法人日本数学会、一般社 団法人日本統計学会、一般社団法人日本品質管理学会、日本分類学会 プログラム(企画中) 13:00 開会挨拶 青嶋誠(日本学術会議連携会員、筑波大学) 第一部 講演 司会 佐藤忠彦(日本学術会議連携会員、筑波大学) 13:15 機械学習における信頼性(仮)     竹内一郎(名古屋大学大学院工学研究科 機械システム工学専攻 機械知能学 教授、          理化学研究所 革新知能統合研究センター 室長) 13:45 AI ガバナンス、説明性、公平性(仮)     荒井ひろみ(理化学研究所, 革新知能統合研究センター, ユニットリーダー) 14:15 新カリキュラムにおける統計教育(仮)     椿広計(日本学術会議連携会員、情報・システム研究機構データサイエンス共同利用         基盤施設, 副施設長, 統計数理研究所 名誉教授,総合研究大学院大学 参与         (名誉教授), 独立行政法人統計センター 特別参与、筑波大学 名誉教授) 休憩(15 分) 14:45 – 15:00 第二部 パネルディスカッション 司会 松井知子(日本学術会議連携会員、統計数理研究所) 15:00 数理統計の観点から(仮)     青嶋誠(日本学術会議連携会員、筑波大学) 15:15 医学統計の観点から (仮)     松山裕(東京大学) 15:30 統計科学全般の観点から(仮)     荒木由布子(日本学術会議連携会員、東北大学) 15:45 総合討論 16:25 閉会挨拶 西郷浩(日本学術会議連携会員、早稲田大学) 一般参加の可否 一般参加可、参加費無料 問い合わせ 日本学術会議数理統計学分科会幹事 南美穂子 mminami@math.keio.ac.jp                  佐藤忠彦 sato@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp

第12回科学技術教育フォーラム

日時: 2025年10月5日 @ 1:00 PM – 6:00 PM
場所: 統計数理研究所大会議室・Zoom ハイブリッド開催

 AI、データサイエンス(DS)に象徴されるデジタル化の進展は、産業構造の大変革を世界規模で引き起こしつつあります。この激動の時代において、将来を担う人材の育成は、産官学が連携して取り組むべき喫緊の課題です。現在、初等中等教育においては、「探究」や「探究的な学び」が重視されておりますが、“活動的な学び” にとどめず、目的を明確にし、問いを立て、適切なデータに基づいて問題の原因を特定し、解決に向け行動する『科学的な問題解決のプロセス』を導入することが大切です。また、AI・DSにおいて本質的に重要なのは、情報技術の活用そのものではなく、問題解決の目的の明確化、条件設定、評価基準の策定、ストーリーの構築といった「科学的問題解決力」です。この力は、単なるスキルを超えて、「自己肯定感」「生きる悦び」そして「生きる力」の涵養にもつながる、すべての人が身につけるべき人間的・倫理的基盤でもあります。産業界には、現場における主体的・協働的な改善活動を通じて、データに基づく問題解決力を実践的に育んできた豊かな蓄積があり、この実践知を教育の現場と共有し、校種(小・中・高)、教科間、学年間を超えて通用する“共通の理念”と“方法論”を明示するとともに、各参加者が「自校・自組織ではどう活かせるか」を具体的に考えられる機会とすることが、本フォーラムの最大の目的です。  産官学が一体となって新たな教育のかたちを共創し、デジタル時代にふさわしい教育改革を、未来の学習指導要領の方向性について議論を深めてまいります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第153回講演会(東日本)

日時: 2025年10月2日 @ 10:00 AM – 12:00 PM
場所: 日本科学技術連盟・東高円寺ビル3階A研修室, 東京都杉並区高円寺南1-2-1

 当学会は今年度54周年となり、学会として各研究テーマの研究成果発表も定期的に行っています。しかし、近年では品質不正など、社会に影響する事態が散見されることや、各組織にはコンプライアンスやダイバシティ等、企業の社会的責任も実践していかねばいけない課題もあり、経営の舵取りも難しいのが実態と思われます。  そこで、この度、品質管理分野で博士号を取得され、現在は業界No.1企業の経営を実践されている女性経営者の講師をお招きし、品質管理研究で学んだ品質概念を如何に経営で実践し、社会に還元されているかの事例を拝聴したいと思います。  経営されている主事業が学校給食とBtoB、BtoCともに関係する事業から各種事業(医療、サービス、製造 他)において多くの示唆をいただける機会になるものです。  今後、各会員や賛助会員企業、大学の各研究室での研究の示唆頂く第一弾の企画講演会です。  貴重な機会となりますので、皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。