日本計算機統計学会第39回シンポジウム
近年、IoTやAIの発展により、産業や生活全般がデータ化・自動化され、「Society 5.0」の実現が進んでいます。 社会の急速な変化の中で、SDGsの達成に向け、先端技術と専門知識を活用した課題解決と新たな価値創出が求められています。政府は「AI戦略2019」において、データサイエンス・AIを駆使してイノベーションを創出し、世界で活躍できる人材の育成の重要性を強調しています。 このような状況の下、数理・データサイエンス・AIと密接に関わる計算機統計学の分野では、統計理論やアルゴリズム、課題解決の手法などが重要なテーマとなっています。これらを議論する場として、一般社団法人 日本計算機統計学会では、年2回の学術会合(春:大会、秋:シンポジウム)を開催し、社会が抱えるさまざまな課題の解決を目指しています。 本学術会合では、計算機統計学の研究・開発・応用に携わる最前線の研究者や実務家による、約100件前後の最新研究成果の発表が見込まれるほか、密接な研究交流を通じて、参加者の研究スキル向上と研究内容の高度化が促進されています。また、産官学連携によるデータサイエンスの取り組みをはじめ、数理・データサイエンス・AI教育やスポーツデータ分析などをテーマとした企画セッションも設け、医療、製薬、生成AI、教育、スポーツをはじめとする様々な分野における社会的課題について、データサイエンスの視点から議論を深めています。 2025年11月には、第39回シンポジウムを、女子大学として初めてデータサイエンス学部を開設した京都女子大学にて開催いたします。京都での開催を活かし、京都府ならびに近畿圏の多くの企業・団体、公共機関、教育機関の関係者の皆さまに広くご参加いただき、活発な議論を交わしていただければと考えています。また、学生と企業の交流の場となる「産官学連携セッション」も設け、 若手人材のキャリア形成を支援する機会としたいと考えています。さらに特別講演では、「京都の文化を楽しむ」をテーマに、京都開催にふさわしく、京都の食文化、文化財建造物、そして近年問題となっているオーバーツーリズムの現状について、それぞれの分野でご活躍の先生方にご講演いただく予定です。歴史的・文化的資源、知的集積、そして先端産業を有する京都の地において、計算機統計学の関連領域にとどまらず、産業界・教育界・スポーツ界など、さまざまな分野の方々がデータサイエンスを軸に交流を深めていく場となることを目指しています。
商品開発・管理学会第44回全国大会
商品開発・管理学会では下記の要領で第44回全国大会を開催いたします。日本商品学会との共催になります。両学会の交流が深まり、知見や視野が広がることを期待しています。シンポジウムでは神戸大学・吉田満梨先生と京都伏見酒造会社・羽場洋介社長とをお招きし、伝統企業における起業家的活動の可能性とエフェクチュエーションなどについてディスカッションを行う予定です。ディスカッションでは本学会の長沢伸也先生にも参加していただき、登壇者の方々と参加者の間で有意義な意見交換が行われることを願っています。万障繰り合わせてご出席いただきますようご案内申し上げます。
SICシンポジウム2025ー日本をシステムから考える
SICシンポジウム2025開催のご案内 システムイノベーションセンター(SIC)では、3年間にわたり全SIC会員が参画して「SIC戦略提言」活動を行い、システム構築に関する提言を発出してきました。この活動の総括をする目的で、「日本をシステムから考える」をテーマに、基調講演と豊かな未来社会を拓く卓越システムの在り方についてのパネルディスカッションを行う、SICシンポジウム2025を、下記により対面形式で開催します。ぜひ、皆様、ご参加いただけますようご案内いたします。 詳細は、SICホームページ内の案内 https://sysic.org/news/4570.html を参照ください。 SICシンポジウム2025 「日本をシステムから考える」 ―卓越システムで拓く豊かな未来社会 ・開催概要: ・基調講演 SIC学術協議会主査 藤田 政之 氏 「物理AIが拓くサイバー・フィジカル・ヒューマン・システム」」 ・パネルディスカッション -SIC戦略提言とその社会実装に向けて 各活動グループからの提言発出とディスカッション ・終了後に参加者にて議論を深め、親睦を図る交流会を行います。 ・日時: 2025年9月9日(火) 14:00~17:00 終了後交流会 17:30~19:00 ・会場: TODAホール 4Fコンファレンス会場 (実会場にて対面開催) 東京駅八重洲口より至近 https://toda-hall.jp/index.html (オンライン中継はありません。) ・参加費: シンポジウム 無料。 交流会 2,000 円 ・参加申込み: SICイベント参加登録ページ ( https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html ) より、記載の案内に沿ってお願いします。 ・プログラム: (1)オープニング 主催者挨拶、趣旨説明 (14:00~14:10) (2)基調講演 (14:10~15:00) 「物理AIが拓くサイバー・フィジカル・ヒューマン・システム」 SIC学術協議会主査 藤田 政之 氏 (金沢工業大学教授) (3)パネルディスカッション (15:10~17:00) 「SIC戦略提言」各グループから、活動内容と提言を紹介すると共に、豊かな未来社会を拓く卓越システムの在り方について提案をします。 モデレーター: SIC理事・実行委員長 松本 隆明 パネラー:・ヘルスケアWG:山本 義春(東京大学) ・エネルギーWG:舩橋 誠壽(横幹連合) ・ロジスティクスWG:藤野 直明(野村総合研究所) ・金融WG:藤井 紳也(SOMPOシステムズ) ・科学技術WG:出口光一郎(SIC) ほか、SIC戦略提言活動の関係者 コメンテーター: 藤田 政之、青山 和浩、 遠藤 薫、 浦川 伸一、ほか (4)交流会(懇親会) (17:30~19:00) ・問い合わせ: システムイノベーションセンター事務局 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-7 ストーク新宿B-19号 E-mail: office@sysic.org Tel.Fax:03-5381-3567 ホームページ: https://sysic.org
第2回JAQシンポジウム「AI 時代の『Q の確保』・『Q の展開』・『Q の創造』」
開催概要 日時 2025年7月31日(木) 13:00~17:30 場所 オークラ プレステージタワー25階会議室 (積水化学工業本社) 【アクセス】 & オンラインのハイブリッド開催 定員 会場 50人、 オンライン 500人 参加費 無料 主催 日本クオリティ協議会 共催 (一社)日本品質管理学会、 (一財)日本科学技術連盟、(一財)日本規格協会 協賛 (一社)日本能率協会、(一社) 品質工学会、 積水化学工業(株) 後援 日本マネジメントシステム認証機関協議会、(一社)中部品質管理協会、経済産業省、(一社)日本経済団体連合会、 (公社)日本監査役協会 開催趣旨 AI利活用の遅れが、日本の国際的な産業競争力の低下を招くと多くの場で指摘されています。AIのメリットを十分に理解しながらも、 活用に対する懸念や不安を払拭し切れていないことや、効率化のみをゴールと考えるが故に、利活用にイノベーションを十分に起こせていないことが、大きな課題と考えられています。JAQでは、今回の「AI時代の『Qの確保』・『Qの展開』・『Qの創造』」のシンポジウムを、日本の国際競争力向上のために、AIにどう向き合っていくべきかを議論する目的で、企画致しました。「倫理」「法律」「影響を受ける社会」の3つの視点のマネジメント力で、顕在化してきたAIの安全リスクに対応することにより、安心・安全なAI運用の社会実装が可能だと考えています。今回のシンポジウムを通じて、多くの方々と商品・サービス、人、組織、経営の質(クオリティ)について議論し、AIの安全な利活用による「品質立国日本」の再生に向けて、継続的な活動につなげいくことを目指しています。 プログラム No 時間 内容 講演者/出演者 (敬称略) 1 13:00~13:15 開催挨拶 参加団体トップメッセージ (代読) 飯塚 裕保 (JAQ代表幹事) 2 13:15~13:25 来賓挨拶 今村亘 (予定) (経済産業省大臣官房審議官 [イノベーション環境局担当]) 3 13:25~13:35 シンポジウム開催の主旨 山田 秀 (日本クオリティ協議会会長、 日本品質管理学会会長) 4 13:35~14:05 基調講演 「社会価値確保のための品質マネジメント」 ~人工知能時代だからこそ実現すべき経営者・専門家、 そして人々の役割~ 椿 広計 (大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設 副施設長) 5 14:05~14:45 特別講演 「科学技術 ELSIの基礎と展開 (仮題)」 唐沢かおり (東京大学大学院人文社会系研究科 文学部 社会心理学研究室 教授) ー 14:45~14:55 <休憩> ー 6 14:55~15:15 企業の活用事例 1 「企業がELSIに取り組む意義~R4Dが進める人社系研究の今~(仮題)」 井上 真梨 (株式会社 メルカリ) 7 15:15~15:35 〃 2 「サービス開発ステップに技術倫理 (ELSI視点)の導入 (仮題)」 廣野 元久 (株式会社リコー) 8 15:35~15:55 〃 3 中神 徹也 […]