10月
5
第12回科学技術教育フォーラム @ 統計数理研究所大会議室・Zoom ハイブリッド開催
10月 5 @ 1:00 PM – 6:00 PM
 AI、データサイエンス(DS)に象徴されるデジタル化の進展は、産業構造の大変革を世界規模で引き起こしつつあります。この激動の時代において、将来を担う人材の育成は、産官学が連携して取り組むべき喫緊の課題です。現在、初等中等教育においては、「探究」や「探究的な学び」が重視されておりますが、“活動的な学び” にとどめず、目的を明確にし、問いを立て、適切なデータに基づいて問題の原因を特定し、解決に向け行動する『科学的な問題解決のプロセス』を導入することが大切です。また、AI・DSにおいて本質的に重要なのは、情報技術の活用そのものではなく、問題解決の目的の明確化、条件設定、評価基準の策定、ストーリーの構築といった「科学的問題解決力」です。この力は、単なるスキルを超えて、「自己肯定感」「生きる悦び」そして「生きる力」の涵養にもつながる、すべての人が身につけるべき人間的・倫理的基盤でもあります。産業界には、現場における主体的・協働的な改善活動を通じて、データに基づく問題解決力を実践的に育んできた豊かな蓄積があり、この実践知を教育の現場と共有し、校種(小・中・高)、教科間、学年間を超えて通用する“共通の理念”と“方法論”を明示するとともに、各参加者が「自校・自組織ではどう活かせるか」を具体的に考えられる機会とすることが、本フォーラムの最大の目的です。
 産官学が一体となって新たな教育のかたちを共創し、デジタル時代にふさわしい教育改革を、未来の学習指導要領の方向性について議論を深めてまいります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
10月
18
日本経営工学会 2025年 秋季大会 @ 岩手県立大学 アイーナキャンパス
10月 18 – 10月 19 終日
10月
25
第22回 企業革新研究会 2025年度 第8回 @ Zoom開催
10月 25 @ 1:30 PM – 3:15 PM

企業革新研究会(第22回)

2025.9.28
世話人:河合忠彦、平松庸一
木村裕斗、西尾弘一

次の要領で「企業革新研究会」の第22回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。

日 時: 2025年10月25日(土)13:30~15:15 (ZOOM開催)
報告者:小林英幸(SBI大学院大学 教授)
テーマ:「中国市場におけるトヨタの動向とサバイバル戦略」
コメンテーター:勝又正人(広州汽車集団 顧問)
司会:西尾弘一 (中央大学経済研究所 客員研究員)

 これまでに2回開催してきました「EVウォーズシリーズ」の第3ラウンドして、今月より4回の研究会を開催致します。今回はその第1回として、表記のテーマで研究会を開催いたします。より詳しくは、下記の発表案内をご覧ください。

 参加御希望の方は学会のホームページから「10月23日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/230

発表案内

 このところEV化は世界的には小休止の様相ですが、新発売車に占めるEV車の比率が40%を超える世界最大市場の中国では熾烈な競争が繰り広げられており、同市場での戦いが自動車各社のEV事業の成否、ひいては会社自体の業績を大きく左右する状況となっています。
 企業革新研究会では、このような問題意識のもとに、「日本メーカーのEVウォーズ・サバイバル戦略―中国市場を中心にー」というテーマで4回にわたる研究会を開催致します。
 今回は、その第1回として、小林先生にトヨタの同市場での戦略についてお話し頂きます。これまで小林先生には2回にわたってEVウォーズにおけるトヨタの戦略、ポジション等についてお話し頂いており、今回お話を伺うことにより、トヨタの戦略はどのように推移してきたのか、そのパフォーマンスはどのように評価できるか、今後の同社のパフォーマンスはどのようなものと推測されるか、等の点について多くのご示唆、ご教示が得られるものと思います。(なお、小林先生のご発表はいずれもJSMSに掲載されていますので(参考文献ご参照)、事前にそれらをご覧いただくとなお興味深く伺うことができるのではないかと思います。)
 コメンテーターの勝又先生は、トヨタ自動車でチーフエンジニア等としてご活躍後、広州汽車集団(中国)の開発部門の広汽研究院で主席技官総師として製品マネジメント全般を統括され、現在は広州汽車集団の顧問をされています。先生は、SDV化における日本メーカーの遅れに早くから警鐘を鳴らしてこられましたが、今回は、小林先生のご講演について
のコメント、およびそれに関連して、中国EV市場での競争の行方、その中でのトヨタはじめ日本メーカーの巻き返しの可能性などについてお話し頂ける予定です。

参考文献

  • Hideyuki Kobayashi (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for BEV in Overtaking Tesla: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Ordinary Capabilities” JSMS Vol.14, No.1, 49-66
  • Hideyuki Kobayashi (2024) “Re-evaluation of Toyota’s Strategy for BEV Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Ordinary Capabilities” JSMS Vol.16, No.1, 35-50
  • Tadahiko Kawai (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for Electric Cars in Counteracting Platformers: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Platformers” JSMS Vol.14, No.1, 67-
  • 河合忠彦(2024)『ダイナミック・マネジリアルケイパビリティの理論』(未公刊ドラフト)
11月
5
第55回年次大会 研究発表募集 @ 京都大学 吉田キャンパス
11月 5 終日
 来る11月15日(土)に京都大学 吉田キャンパス(京都)において、第55回年次大会研究発表会を開催いたします。会員の皆様からの研究発表を募集します。優れた研究発表を行った発表者に対して、「優秀発表賞」を授与いたしますので、奮ってご応募ください。
 下記のセッションテーマを参考にWebよりお申し込みください。下記のセッションテーマに該当しない発表の申し込みを希望される方は、是非、新たなセッションテーマと共に申し込んでください。
 皆様の積極的な発表をお待ちしています。
11月
7
日本計算機統計学会第39回シンポジウム @ 京都女子大学
11月 7 – 11月 9 終日
近年、IoTやAIの発展により、産業や生活全般がデータ化・自動化され、「Society 5.0」の実現が進んでいます。
社会の急速な変化の中で、SDGsの達成に向け、先端技術と専門知識を活用した課題解決と新たな価値創出が求められています。政府は「AI戦略2019」において、データサイエンス・AIを駆使してイノベーションを創出し、世界で活躍できる人材の育成の重要性を強調しています。
 
このような状況の下、数理・データサイエンス・AIと密接に関わる計算機統計学の分野では、統計理論やアルゴリズム、課題解決の手法などが重要なテーマとなっています。これらを議論する場として、一般社団法人 日本計算機統計学会では、年2回の学術会合(春:大会、秋:シンポジウム)を開催し、社会が抱えるさまざまな課題の解決を目指しています。
 
本学術会合では、計算機統計学の研究・開発・応用に携わる最前線の研究者や実務家による、約100件前後の最新研究成果の発表が見込まれるほか、密接な研究交流を通じて、参加者の研究スキル向上と研究内容の高度化が促進されています。また、産官学連携によるデータサイエンスの取り組みをはじめ、数理・データサイエンス・AI教育やスポーツデータ分析などをテーマとした企画セッションも設け、医療、製薬、生成AI、教育、スポーツをはじめとする様々な分野における社会的課題について、データサイエンスの視点から議論を深めています。
 
2025年11月には、第39回シンポジウムを、女子大学として初めてデータサイエンス学部を開設した京都女子大学にて開催いたします。京都での開催を活かし、京都府ならびに近畿圏の多くの企業・団体、公共機関、教育機関の関係者の皆さまに広くご参加いただき、活発な議論を交わしていただければと考えています。また、学生と企業の交流の場となる「産官学連携セッション」も設け、
若手人材のキャリア形成を支援する機会としたいと考えています。さらに特別講演では、「京都の文化を楽しむ」をテーマに、京都開催にふさわしく、京都の食文化、文化財建造物、そして近年問題となっているオーバーツーリズムの現状について、それぞれの分野でご活躍の先生方にご講演いただく予定です。歴史的・文化的資源、知的集積、そして先端産業を有する京都の地において、計算機統計学の関連領域にとどまらず、産業界・教育界・スポーツ界など、さまざまな分野の方々がデータサイエンスを軸に交流を深めていく場となることを目指しています。
 
11月
8
JAROS2025研究発表大会 @ 青山学院大学 青山キャンパス
11月 8 – 11月 9 終日
11月
12
計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2025) @ 東北大学青葉山キャンパス
11月 12 – 11月 14 終日
SSI2025 発表募集(CFP: Call for Papers)

 

計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2025)は,システム・情報に関する基礎理論から工学的実システム,さらには社会経済システム,生命システムなど多様な広がりを持つシステム情報分野の研究発表を募集します.

1. 会場・会期・形式
  • 会場: 東北大学青葉山キャンパス(仙台市地下鉄東西線 青葉山駅 直結)
  • 会期: 2025年11月12日[水],13日[木],14日[金]
  • 形式: オンサイトポスター発表(非発表者はオンラインでの参加も可能
2. 発表募集(New!)

SSI2025では,未発表の内容だけでなく,当部門の部会主催のシンポジウムや研究会,SICE Annual Conference および他学会主催講演会などで既発表の内容も募集します.発表のカテゴリを以下の2つとします. 既存の部会・調査研究会に所属しない方の研究発表も広く募集します.

  • 一般セッション(General Sessions)
    システム・情報部門の部会・調査研究会(部会・調査研究会: システム工学,知能工学,自律分散システム,社会システム,コンピューテーショナル・インテリジェンス,境界と関係性を視座とする価値創発指向システム学),またはシステム・情報一般に関連する発表
  • スペシャルセッション(Special Sessions)
    事前に提案された特定のテーマに関連する発表
2-1.発表・参加形式

現地でのポスター発表を基本とし,審査により選ばれた発表は口頭発表となります(ご自身が発表される日時には現地で参加してください).事情により現地参加できない方のためにオンライン上での非同期型のコミュニケーションシステムを用意しています.現地参加できない場合にご活用ください.
すべての発表者は以下の2点を作成・提出していただきます.また,お申込み時には発表情報として,タイトル,著者,所属,アブストラクト(和文100〜200字,英文50〜100ワード),希望するセッション,キーワード,賞へのエントリーなどを準備していただきます.

  • ポスタースライド(1枚のポスター型でも複数枚のスライドからなるものでもよい)
  • 発表論文(1~6ページ)
2-2.スペシャルセッションの募集

SSI2025では,スペシャル・セッション(SS)として,特定のテーマに関してまとまった発表・ディスカッションや領域のアピールを行なっていただくことができます.SSの規模としては5件~30件程度を想定しています.なお,クローズドなSSを企画することはできません.発表者には発表申込時に,採択されたSSを含むセッション一覧の中から最もふさわしい一つを選択していただきます.

募集締切は,2025年7月11日[金]です.申し込みは[スペシャルセッション]のページよりお願いいたします.

2-3.重要日程
  • スペシャルセッション募集締切: 2025年7月11日[金]
  • 申込サイト開設: 2025年8月4日[金]
  • 発表申込締切: 2025年8月29日[金]
  • 発表論文投稿締切: 2025年9月19日[金]
  • ポスタースライド提出締切: 2025年10月3日[金]
12月
13
第16回横幹連合コンファレンス @ 金沢工業大学 扇が丘キャンパス
12月 13 – 12月 14 終日
2月
17
日本学術会議公開シンポジウム『AI 時代における統計科学・データサイエンスの役割と挑戦 — 公平性、信頼性、解釈可能性、AI ガバナンスの観点から』 @ 日本学術会議講堂
2月 17 @ 1:00 PM – 4:30 PM

日本学術会議公開シンポジウム
『AI 時代における統計科学・データサイエンスの役割と挑戦 —
公平性、信頼性、解釈可能性、AI ガバナンスの観点から』

趣旨・目的
AI 技術が社会や産業に急速に浸透しつつある現代において、統計学やデータサイエンスは、AI システムの設計や運用においてどのような役割を果たし、どのような課題に取り組むべきであろうか。この議論を「公平性」「信頼性」「解釈可能性」「AI ガバナンス」の観点から掘り下げる。また、AI 技術の日常生活への浸透を踏まえて、初等中等教育における統計教育に期待されることは何かを議論する。
期日及び場所
日時: 令和8年(2026 年)2 月17 日(火)13:00~16:30
会場 : 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
(ハイブリッド開催)
行事等の主催団体、共催団体、後援(協賛等)団体
主 催(申請中):日本学術会議数理科学委員会数理統計学分科会、数理科学委員会数学
教育分科会、数理科学委員会数学分科会、情報学委員会情報学教育分科会
共 催(申請中):特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合、一般社団法人
統計関連学会連合、一般財団法人統計質保証推進協会
後 援(申請中):応用統計学会、一般社団法人情報処理学会、一般社団法人人工知能学
会、一般社団法人日本経済学会、一般社団法人日本計算機統計学会、一般社団
法人日本計量生物学会、日本行動計量学会、一般社団法人日本数学会、一般社
団法人日本統計学会、一般社団法人日本品質管理学会、日本分類学会
プログラム(企画中)
13:00 開会挨拶 青嶋誠(日本学術会議連携会員、筑波大学)
第一部 講演 司会 佐藤忠彦(日本学術会議連携会員、筑波大学)
13:15 機械学習における信頼性(仮)
    竹内一郎(名古屋大学大学院工学研究科 機械システム工学専攻 機械知能学 教授、
         理化学研究所 革新知能統合研究センター 室長)
13:45 AI ガバナンス、説明性、公平性(仮)
    荒井ひろみ(理化学研究所, 革新知能統合研究センター, ユニットリーダー)
14:15 新カリキュラムにおける統計教育(仮)
    椿広計(日本学術会議連携会員、情報・システム研究機構データサイエンス共同利用
        基盤施設, 副施設長, 統計数理研究所 名誉教授,総合研究大学院大学 参与
        (名誉教授), 独立行政法人統計センター 特別参与、筑波大学 名誉教授)

休憩(15 分) 14:45 – 15:00

第二部 パネルディスカッション
司会 松井知子(日本学術会議連携会員、統計数理研究所)
15:00 数理統計の観点から(仮)
    青嶋誠(日本学術会議連携会員、筑波大学)
15:15 医学統計の観点から (仮)
    松山裕(東京大学)
15:30 統計科学全般の観点から(仮)
    荒木由布子(日本学術会議連携会員、東北大学)
15:45 総合討論
16:25 閉会挨拶 西郷浩(日本学術会議連携会員、早稲田大学)

一般参加の可否
一般参加可、参加費無料
問い合わせ
日本学術会議数理統計学分科会幹事 南美穂子 mminami@math.keio.ac.jp
                 佐藤忠彦 sato@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp
3月
4
日本オペレーションズ・リサーチ学会 2026年度春季研究発表会 @ 麗澤大学(校舎さつき)
3月 4 – 3月 6 終日

オペレーションズ・リサーチの研究および応用を促進し、オペレーションズ・リサーチの進歩と発展を通じて、文化と産業の発展に寄与するため

3月
7
第20回 日本統計学会春季集会 @ 同志社大学今出川キャンパス
3月 7 終日
3月
16
第21回日本感性工学会春季大会 @ 宇都宮大学 陽東キャンパス
3月 16 – 3月 18 終日
5月
24
第70回システム制御情報学会研究発表講演会(SCI’26) @ ウインクあいち(愛知県産業労働センター)
5月 24 – 5月 26 終日