第13回横幹連合コンファレンス開催のお知らせ

第13回横幹連合コンファレンスは、2022年12月17日(土)、18日(日)に早稲田大学国際会議場(東京都新宿区)を拠点として開催されました。
多くの方のご発表とご参加をいただき、ありがとうございました。

ベストポスター賞が決定いたしました。こちらをご覧ください。

 


ご挨拶:

第13回横幹連合コンファレンスは,2022年12月17日(土),18日(日)に,早稲田大学国際会議場にて3年ぶりに対面にて開催いたします.

 今回のコンファレンスの大会テーマは,「データサイエンスで拓く横幹科学技術の新展開」とさせていただきました.3年間の新型コロナウィルスとの闘いにおいて,文理にまたがる「横幹科学技術」の果たす役割は,さらに大きくなって参りました.今後も,急変する国際情勢や2050年カーボンニュートラルなどの社会課題に備えつつ,社会そのものの進化を支えるものとして,自然科学,人文・社会科学,工学の横断的な統合と新しい価値創出への指向は欠くべからざるものといえるでしょう.
 社会のさまざまな機能やその連携をリアルタイムかつ定量的にモニタリング可能にするIoT (Internet of Things)の機能や,新しい法則や価値へのヒントを導くAI (Artificial Intelligence)の活用は,オープンソース化の流れにより高度かつ低コストで実現されるようになりました.このような社会を変革する力を持ったツールを適切,かつ有効に使ってゆくためには,いわゆる守破離に立脚した「型」を作り上げてゆくことが必要です.さまざまな課題解決の活動から基本の手順や論理を抽出し,純化して「型」を造り上げてゆく場として,異分野の研究者の集う本コンファレンスの意義も高まってきています.
 今回,田中愛治氏(早稲田大学総長)に「今後の日本の大学教育に必要なことは何か? ―文理の連携をめざして―」というタイトルで特別講演をお願いいたしました.文理の連携と共創を担う次世代の育成と継承のために,大学の果たす役割と責任について,ご講演を通じて考えてゆきたいと思います.
 また,プレナリー講演では,松嶋敏泰氏(早稲田大学データ科学センター所長)に「データサイエンスで拓く社会変革への道程 ―科学的方法としてのデータサイエンス―」のタイトルでご講演いただきます.さまざまな活動を通じて,社会を変革してゆく方法としての手順と論理を議論させていただければと考えております.
 コンファレンスの根幹となるオーガナイズドセッションとしては,SDGs,DX,STEAM人材育成,コトつくりなどの社会変革の方向づけや,Withコロナ,企業経営,都市・社会政策支援などの社会要請への対応など,本コンファレンスの特色である広い学術分野をカバーする議論が予定されています.
 また,完全オンライン開催では難しかったポスターセッションも,今回復活いたします.異分野の研究者とのより高密度なディスカッションによって新しい発想が得られる機会を,大学院生を中心に活用していただきたいと考えております.
 最新の研究成果に関する発表と議論を通じて,新しい価値を拓く「型」が産まれる瞬間に,是非とも立ち会っていただきたいと願っております.一般講演,ポスターセッションへのご投稿と,コンファレンスへのご参加を心からお待ちしております.

実行委員長 早川 有(早稲田大学)
プログラム委員長 横川慎二(電気通信大学)


大会テーマ:データサイエンスで拓く横幹科学技術の新展開

期 日:2022年12月17日(土), 12月18日(日)
会 場:早稲田大学国際会議場
    [東京都新宿区西早稲田 1-20-14]

 

< 特 別 講 演 >
講師:早稲田大学総長 田中 愛治氏
「 今後の日本の大学教育に必要なことは何か?  ―文理の連携をめざして―」

講師略歴:1975年、早稲田大学政治経済学部卒業。1985年The Ohio State University大学院政治学研究科博士課程修了、Ph.D.(政治学)取得。東洋英和女学院大学助教授、青山学院大学教授、早稲田大学政治経済学術院教授等を経て現職。2006年から早稲田大学教務部長、理事(教務部門総括)、グローバルエデュケーションセンター所長を歴任。文部科学省中央教育審議会委員、日本学術振興会委員等を多数務めた。2014年7月~2016年7月 International Political Science Association会長。現在、日本私立大学連盟会長、日本私立大学団体連合会会長。主な著書に『熟議の効用 熟慮の効果』(共編著)勁草書房,2018年、『政治学』(共著)有斐閣,2003年など。


< プレナリー講演>
講師:早稲田大学データ科学センター所長 松嶋 敏泰氏
「データサイエンスで拓く社会変革への道程 ―科学的方法としてのデータサイエンス―」

講師略歴:1980年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1991年同博士課程修了。博士(工学)。1980年より日本電気(株)、横浜商科大学専任講師、助教授を経て、1993年より早稲田大学理工学部工業経営(現経営システム工)学科助教授、教授を経て、2007年4月より現職。2017年12月より早稲田大学データ科学センター所長。ハワイ州立大学電気工学科客員研究員。カリフォルニア大学バークレイ校統計学科客員研究員。電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ会長。同情報理論研究専門委員会委員長。人工知能学会,電子情報通信学会,品質管理学会論文誌編集委員等。主な専門は情報理論、符号理論、データサイエンス、情報セキュリティ。

 

早稲田大学国際会議場への主なルート

主 催:特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合
    横幹連合34会員学会

応用統計学会,形の科学会,経営情報学会,計測自動制御学会,研究・イノベーション学会,行動経済学会,国際戦略経営研究学会,システム制御情報学会,社会情報学会,スケジューリング学会,商品開発・管理学会,日本MOT学会,日本応用数理学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本開発工学会,日本感性工学会,日本経営工学会,日本経営システム学会,日本計算工学会,日本シミュレーション学会,日本シミュレーション&ゲーミング学会,日本情報経営学会,日本信頼性学会,日本生物工学会,日本知能情報ファジィ学会,日本デザイン学会,日本統計学会,日本人間工学会,日本バーチャルリアリティ学会,日本バイオフィードバック学会,日本品質管理学会,日本リアルオプション学会,日本リモートセンシング学会,日本ロボット学会

共 催:早稲田大学データ科学センター
後 援:一般社団法人システムイノベーションセンター
    横断型基幹科学技術推進協議会


最新情報:

2023.2.27 ベストポスター賞の受賞者をこちらに掲載しました.
2022.12.14 12月14日16時までに参加登録を済まされた方には「【重要】第13回横幹連合コンファレンス 開催直前のお知らせ」を送信いたしました.
2022.11.1 参加登録の受付を開始しました.
2022.11.1 プログラム暫定版を公開しました.
2022.9.28 講演論文の受付を開始しました.
2022.9.12  講演申込の受付を開始しました.
2022.9.6  企画セッション一覧を掲載しました.
2022.9.6  一般講演募集のお知らせを掲載しました.
2022.9.5  ポスターセッションのお知らせを掲載しました.
2022.8.24  プレナリー講演の演題が決まりました.
2022.8.13  ポスターが公開されました.
2022.8.11  企画セッションの締め切りが延長されました.
2022.7.20 トップページを更新しました.
2022.6.1   企画セッションの募集を開始します.
2022.5.30 このページを公開しました.