システム構築のための制御講座

日時:
2021年10月22日 @ 9:00 AM – 6:30 PM
2021-10-22T09:00:00+09:00
2021-10-22T18:30:00+09:00
場所:
Microsoft Teamsによるオンライン開催
お問い合わせ:
(一社)システムイノベーションセンター事務局

研修講座 開催案内(10月22日)「システム構築のための制御講座」

開催趣旨
システムイノベーションセンター(SIC)のシステム化人材育成のための包括的なプログラムの一環として「システム構築のための制御講座」を企画いたしました。
卓越したシステムを構築するには、大量のデータに基づいて対象の振る舞いを予測する動的モデルを構築し、制御目的に合わせて適切な制御問題を設定し、制御系設計とリアルタイム実装を行う必要があります。Society 5.0の根幹はサイバー世界と物理世界、そして人間社会の相互結合、すなわちサイバーフィジカルヒューマンシステムの構築にあり、歴史的にそれを中心に据えて考えてきた分野こそ、まさしく「制御」です。第2次世界大戦後に、アメリカMITのウィーナーが提唱した「サイバネティックス」は「制御工学」の視点を中心としたものであり、それが現在様々な分野で実現されつつあります。
実際に制御工学が貢献してきた対象は、自動車、ロボット、化学プロセスだけではなく、多岐にわたります。制御工学はシステム構築にとっては極めて重要なツールであると言って良いでしょう。しかも近年の計算機の速度、記憶容量の増大によって、これまでリアルタイムでフィードバック制御・最適化計算が出来るとは思われなかった大規模で複雑なシステムに対しても高速処理が可能となり、システム化の可能性を大きく広げつつあります。
そこで、システムイノベーションセンターでは、以下の4点を目的とした「制御工学」に関する講座を企画することと致しました。本講座の特長は以下の4点です。
1. 企業がデジタルトランスフォーメーションやシステムイノベーションを実現するために必要な制御工学のための有用な基礎、そして最前線の知見を、わが国の制御工学・制御理論研究の第一線で活躍している研究者が提供する。
2. 「企業が現実に抱えている具体的問題」や「企業がシステム制御技術に持っている期待」をアカデミアの制御工学・制御理論研究者が共有し、可能であれば共同研究の端緒とする。
3. 最近の先端的な応用・展開だけではなく、制御系設計の基礎理論について講義を提供する。理論的な詳細には深入りしすぎずに各方法・内容の本質を広く理解することを通して、その全体像を把握することを目的とする。
4. モビリティ・交通システムを中心と、エネルギーシステムなども含む社会インフラシステムへの応用事例を紹介する。
多くの皆様のお申し込みをお待ちしております。
オーガナイザー 滑川 徹(慶應義塾大学教授・SIC学術協議会会員)

=====<参加申込要領>=====================================
お申込方法 :

下記のイベント参加申し込みURLからお申し込みください
  https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html 
より、記載の案内に従ってお申込みください。

・申込日限 2021年 10月20日(水)

 申し込まれた方には、開催が近付きましたら招待URLをお送りします。
 ご不明の点や、うまく申し込みができなかった場合は、SIC事務局 office@sysic.org にご連絡ください。
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