企業革新研究会(第6回)

日時:
2023年10月14日 @ 1:00 PM – 2:45 PM
2023-10-14T13:00:00+09:00
2023-10-14T14:45:00+09:00
場所:
ZOOM開催
お問い合わせ:
国際戦略経営研究学会

2023.9.15
世話人:河合忠彦、西尾弘一
アドバイザー:平松庸一、木村裕斗

次の要領で「企業革新研究会」の第6回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023 年10 月14 日(土) 13:00-14:45 (ZOOM 開催)
(報告:60 分、コメント:(各)5-10 分、その後、全体討議)
報告者:小林 英幸(SBI 大学院大学 教授)
テーマ: EV ウォーズにおけるトヨタの戦略
コメンテーター:D. A. Heller(中央大学 特任教授)、西尾弘一(中央大学経済研究所客員研究員)
司会: 西尾弘一
本研究会は、第2 回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」というテーマおよび関連テーマで、3~4 回の研究会を開催致します。
今、第1 回の研究会では、小林先生にお話し頂きます。自動車業界の激変は続いており、本研究会の前身の日本企業再生研究会で「トヨタはテスラにキャッチアップできるか」というテーマでお話し頂いて以降、EV をめぐる競争の熾烈化、ホンダとソニーのJV によるコンセプトカーの発表などの動きがある中で、同社についてはトップマネジメントの交代、EV 戦略の転換などが報じられています。
これを承け、今回は小林先生に、次の諸点を中心にお話しいただく予定です。
・テスラへのキャッチアップ戦略のその後の進展状況は?
・(“EV 戦略の転換”によって)中国他の市場でのシェア拡大戦略に変化?
・対プラットフォーマー戦略や「ホンダとソニーのJV 戦略」への対応は?
なお、議論の促進・深化のために、上述の企業再生研究会でのご発表をまとめたJSMS 掲載の小林先生のご論文(および河合論文)に目を通しておいて頂くことを希望します。
(なお、つづく第7 回(11 月中旬予定)では、「自動車のサービス化――自動運転の実装の現状と課題」(仮)について西尾がお話しする予定です。)
参加御希望の方は学会のホームページから「10 月12 日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOM ミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCC でお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/197

参考文献
・Hideyuki Kobayashi (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for BEV in Overtaking
Tesla: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and OrdinaryCapabilities” JSMS Vol.14, No.1, 49-66
・Michelle Culver (2023.7.19) “What Connected Car Services are Consumers Willing
to Pat For?” S&P Global, https://press.spglobal.com/2023-07-19-S-P-Global-
Mobility-What-Connected-Car-Services-are-Consumers-Willing-to-Pay-For
・飯塚遊々・井口幸輝・武田麻央(2022)「テスラはなぜEV 事業においてリチウムイオン
電池の調達方法を変化させてきたのか」『三田商学研究学生論文集』No.2021, pp1-15
・黒川文子(2022)「EV エコシステムにおけるトヨタとホンダのEV 競争戦略」『環境共生
研究』第15 号, pp69-85
・Tadahiko Kawai (2022) “Evaluation of Toyota’s Strategy for Electric Cars in
Counteracting Platformers: Based on the Theories of Dynamic Managerial
Capabilities and Platformers” JSMS Vol.14, No.1, 67-